WEBテスティングとは?テストセンターとの違い
WEBテスティングとは、SPIを自宅などのパソコンから受検する形式のことです。企業から受検用のURLが送られてきて、指定期間内に自分で受けます。会場に行って受けるテストセンターとは、電卓が使えるかどうかと答えの入力方法が決定的に違います。この違いを知らずに対策すると、練習と本番がズレます。
1. WEBテスティングとは
WEBテスティングは、SPIの受検方式のひとつです。企業から受検URLとIDが送られてきて、自宅や大学のパソコンから、指定された期間内に自分の都合のよいタイミングで受検します。会場の予約は必要ありません。
出題されるのは能力検査(言語・非言語)と性格検査です。この構成自体はテストセンターと同じですが、受検環境が違うため、出題や回答の仕組みに差があります。
なお、SPIには他にもペーパーテスティング(会場で紙のマークシート)、インハウスCBT(応募先企業のパソコンで受検)という方式があります。ここでは、混同されやすいWEBテスティングとテストセンターの2つを比較します。
2. テストセンターとの違い一覧
| WEBテスティング | テストセンター | |
|---|---|---|
| 受検場所 | 自宅・大学など自分のPC | 専用の会場 |
| 予約 | 不要(期間内ならいつでも) | 必要(会場と日時を予約) |
| 電卓 | 使用できる | 使用できない |
| 筆記用具・メモ | 使用できる | 会場備え付けのものを使用 |
| 非言語の回答形式 | 数値を入力する記述式 | 選択肢から選ぶ |
| 問題を戻れるか | 戻れない | 戻れない |
| 結果の使い回し | できない(企業ごとに受検) | できる(他社に送信可能) |
| 監督者 | なし | あり |
3. 最大の違いは「電卓」と「回答形式」
表のなかで、対策に直結するのはこの2点です。
電卓が使えるかどうか
WEBテスティングでは電卓の使用が前提になっています。そのため、計算そのものが複雑な問題も出題されます。逆にいえば、暗算や筆算の速さで差がつきにくい形式です。
一方テストセンターでは電卓が使えません。したがって手計算で処理できる範囲の数値で出題されます。ここで問われるのは計算力そのものというより、素早く筆算する処理速度です。
答えの入力方法
これが見落とされがちですが、非言語では影響が大きい違いです。
テストセンターは選択式なので、選択肢を見て「明らかにありえないもの」を消したり、選択肢から逆算したりする解き方が使えます。
WEBテスティングは数値を直接入力する記述式です。選択肢というヒントがないため、最後まで自力で計算しきる必要があります。当てずっぽうも効きません。
選択式の問題集だけで練習していた人が、本番のWEBテスティングで「選択肢がない」ことに戸惑うケースがあります。選択肢から絞り込む解き方に慣れていると、記述式では通用しません。受ける形式に合わせて練習することが重要です。
4. 自分がどちらを受けるのか見分ける
企業から届く案内で判断できます。
- 受検用のURLが送られてきて、期間内に自分で受ける → WEBテスティングの可能性が高い
- 会場と日時を予約する案内がある → テストセンター
案内文に「テストセンター」と明記されていればそちらです。判断がつかない場合は、案内に記載された問い合わせ先で確認してください。
5. 形式に合わせた対策
WEBテスティングを受ける場合
- 電卓を使って練習する。本番で使うのですから、練習でも使うべきです。電卓の操作自体にも慣れが必要です
- 記述式で練習する。選択肢に頼らず、答えを出しきる訓練をしてください
- 時間を計る。1問あたりにかけられるのは1分前後です
- 受検環境を事前に確認する。通信が切れると再開できない場合があります
テストセンターを受ける場合
- 電卓なしで練習する。手計算の速度がそのまま得点に響きます
- 選択肢を活用した解法にも慣れておく
- 1問ずつ進み、前の問題に戻れないことを想定して練習する
WEBテスティング形式で練習する
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まとめ
- WEBテスティングは自宅のPCから受ける形式。テストセンターは会場で受ける形式
- WEBテスティングは電卓が使え、非言語は数値入力の記述式
- テストセンターは電卓が使えず、選択式
- テストセンターは結果を他社に使い回せるが、WEBテスティングは企業ごとに受検が必要
- 対策は受ける形式に合わせること。選択式だけで練習すると記述式で戸惑う