SPI3とは|SPIとの違いと4つの受検方式

SPI3は、リクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査の現行バージョンです。就職・転職の選考でよく使われ、いま「SPIを受けてください」と案内されたら、基本的にこのSPI3を指します。

ややこしいのは、検索すると「SPI」「SPI2」「SPI3」が入り混じっていることです。結局どれを対策すればいいのか分からない。ここではバージョンの関係を整理したうえで、受検方式によって対策が変わる点まで押さえます。

目次
  1. SPI3とSPI・SPI2の関係
  2. SPI2から変わったこと
  3. 4つの受検方式と、対策が変わるところ
  4. 出題範囲
  5. 何から手をつけるか

1. SPI3とSPI・SPI2の関係

SPIはバージョンアップを重ねてきた検査です。2005年にSPI2、2013年以降にSPI3へ更新されました。いま実施されているものは基本的にSPI3で、SPI2はすでに役目を終えています。

つまり「SPI対策」「SPI3対策」は、実質的に同じものを指します。参考書やサイトが「SPI」としか書いていなくても、中身がSPI3に対応していれば問題ありません。逆に、SPI2の時代のまま更新されていない情報には注意が必要です。

⚠️ 気をつけたい点

古い情報には「SPI2では〜」という前提のまま書かれたものが残っています。特に性格検査の測定項目はSPI3で増えているので、そこを扱った古い解説は現状と合いません。

2. SPI2から変わったこと

受ける側に関係してくるのは、おもに次の2点です。

性格検査の測定項目が増えた

SPI3では「社会関係的側面」と「組織適応性」が加わりました。人柄だけでなく、どういう組織や人間関係の中で力を発揮しやすいかまで見る方向に広がっています。企業側は、応募者と自社の相性をより細かく見られるようになりました。

テストセンターの性格検査を、事前に自宅で受けられるようになった

テストセンターは会場のパソコンで受ける方式ですが、性格検査は予約時に自宅のパソコンやスマートフォンで済ませます。これを終えていないと会場での受検ができません。予約したら早めに片付けておくのが安全です。

3. 4つの受検方式と、対策が変わるところ

SPI3には4つの受検方式があります。同じSPI3でも、方式によって当日の条件が変わります。

方式場所特徴
テストセンター専用会場会場のパソコンで受検。電卓は使えない
WEBテスティング自宅など自分のパソコンで受検。電卓が使える
インハウスCBT企業内企業に出向いてパソコンで受検。日時は指定されることが多い
ペーパーテスト企業・会場マークシート方式

対策のうえで効いてくる違いは2つです。

① 電卓が使えるかどうか

WEBテスティングは電卓が使える前提なので、計算そのものより式を立てる速さが問われます。テストセンターは電卓が使えないため、筆算の速さが直接効きます。

この2方式の違いはWEBテスティングとテストセンターの違いで詳しく整理しています。会場受検の当日の流れはテストセンターの服装・持ち物・当日の流れをご覧ください。

② 問題が固定か、変動するか

ペーパーテストは受検者全員に同じ問題が配られます。一方パソコンで受ける方式は、回答に応じて出題される問題や問題数が変わります。難しく感じたからといって、それが悪い兆候とは限りません。

そしてペーパーテストは能力検査が約70問/70分で、他の方式のおよそ2倍の分量になります。

案内が届いたら最初に確認すること

企業からの案内には受検方式が書かれています。ここを見落としたまま対策を始めると、電卓の可否も当日の流れも違うまま練習することになります。最初に確認しておくのが結局いちばん早道です。

4. 出題範囲

SPI3は能力検査と性格検査で構成されます。

性格検査で何が見られているかはSPI性格検査は対策できる?落ちる理由と準備の方法で解説しています。

対策で点数が動くのは能力検査、特に非言語です。推論・損益算・確率・速度算といった分野は出題の型が決まっているので、型を知って手が動くようにするだけで所要時間が変わります。分野ごとの解き方は分野別の解き方にまとめています。

5. 何から手をつけるか

まず1回、本番形式で解いてみるのが早いです。参考書を最初から読むより、時間制限つきで解いて「どの分野で時間を使っているか」を見たほうが、次にやることがはっきりします。

当サイトはWEBテスティング形式の非言語を、登録不要・無料で何度でも練習できます。問題は毎回ランダムに生成されるので、繰り返しても答えを覚えてしまうことがありません。

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まとめ