規則性・方角の解き方

数列はまず差を取る。方角は十字を描いて直角三角形に落とす。この2つで、ほとんどの問題が形になります。

目次
  1. 数列は、まず差を取る
  2. よく出る並びの型
  3. 方角の問題は直角三角形
  4. 覚えておくと速い組み合わせ
  5. 戻る動きがある問題
  6. 数列で詰まったときの手順
  7. この分野の位置づけ
  8. つまずきやすい点

1. 数列は、まず差を取る

数の並びの規則を見つける問題では、となり合う数の差を書き出すのが最初の手です。差が一定なら等差数列、差がまた規則的に増えるなら階差数列です。

次の数の並びは、ある規則にしたがっている。
1, 2, 4, 7, 11, 16, ?

解き方

差が一定でなくても、差の差を見れば規則が現れることがよくあります。1段でわからなければ、もう1段下りてください。

2. よく出る並びの型

差を取って一定なら等差、比を取って一定なら等比。まず差、だめなら比の順で試すと速く着きます。

3. 方角の問題は直角三角形

Aさんは自宅から北へ70m歩き、次に東へ240m歩いた。自宅からの直線距離は何mか。

解き方

方角の問題は、紙に十字を描いて動きをたどるだけで、ほぼ直角三角形に落ちます。暗算で処理しようとせず、図を描いてください。

4. 覚えておくと速い組み合わせ

三平方の定理で出る整数の組は、実際にはごく限られています。

上の例題は 7 : 24 : 25 を10倍した形です。この4組を知っていれば、平方根の計算をせずに答えが出ます。

5. 戻る動きがある問題

「北へ100m、東へ50m、南へ40m」のように往復が混ざる場合は、方向ごとに合算してから三角形にします。

1歩ずつ図に描くより、南北と東西を別々に足し引きするほうが速く、間違えません。

6. 数列で詰まったときの手順

差を取っても規則が見えないときは、この順で試します。

4つ試して見えなければ、その問題は飛ばしたほうが総得点は上がります。規則性は「見えるか見えないか」で、粘っても時間だけが減るタイプの問題です。

7. この分野の位置づけ

規則性と方角は、SPIの推論には出題されない形式です。TG-WEB・SCOAなどで出るため、当サイトでは分野として残しています。

SPIだけを対策する場合は、出題分野の設定から外してください。逆に、受ける企業がどの検査を使うか分からない段階では、一度は触れておく価値があります。初見だと手が止まる形式だからです。

とくに方角の問題は、三平方の定理を思い出せるかどうかだけで決まります。整数の組を4つ覚えておけば、計算らしい計算は不要です。数列のほうは、差を取る手順さえ身につけば大半が解けます。

どちらも覚える量が少なく、身につけば取りこぼさない分野です。出題される検査を受けるなら、優先度は高くなります。

8. つまずきやすい点

差を取らずに規則を探す

並びを眺めているだけでは規則は見えません。必ず差を書き出す。これだけで多くの問題が解けます。

直線距離と歩いた距離の混同

「自宅からの直線距離」は斜辺です。歩いた合計(70 + 240 = 310m)ではありません。設問がどちらを聞いているか確認してください。

方角を90度取り違える

北・東・南・西を図に描かずに進めると、東西と南北を入れ替えてしまいます。十字を描いてから動かすのが確実です。

規則性・方角だけを練習する

問題は毎回自動生成されるので、同じ問題が再び出ることはほとんどありません。登録不要・無料。

規則性・方角の練習を始める

他の分野