四則逆算の解き方
四則逆算は□にかかっている操作を、逆の操作で外すだけです。難しさは計算ではなく速さにあります。手順を固定すれば迷いが消えます。
1. 逆の操作で戻すだけ
四則逆算は、□を求める問題です。やることは1つ、□にかかっている操作を、逆の操作で外す。それだけです。
- 足されている → 引く
- 引かれている → 足す
- 掛けられている → 割る
- 割られている → 掛ける
難しさは計算ではなく速さにあります。1問20〜30秒が目安の分野なので、迷わず手が動く状態にしておくことが対策になります。
2. 右辺を先に片づける
□ × 3 = 22 × 6
右辺を先に計算して 132。次に□にかかっている「×3」を外すため3で割り、□ = 44。
左右を同時に動かそうとしない。右辺を1つの数にしてから、左辺を1手ずつ外す。この順番を固定すると事故が減ります。
3. よく出る形
割られている
□ ÷ 10 = 22
÷10を外すには×10。□ = 220。
□が右側にある
3 × □ = 10 + 26
右辺は36。3で割って □ = 12。□が左でも右でも、やることは同じです。
比の形
□ ÷ 12 = 84 ÷ 3
右辺は28。×12して □ = 336。
4. %と分数
%の逆算
□ の 25% = 54
25%は0.25。□ × 0.25 = 54 なので □ = 54 ÷ 0.25 = 216。
25%は 1/4 なので、4倍すると考えたほうが速いです。%を分数に置き換えられると、この分野は一気に速くなります。
分数の逆算
□ × 3/8 = 24
分数で割るのは、逆数を掛けること。24 × 8/3 = 64。
5. 分数が入る形
□ × 2/7 = 20
分数で割るのは逆数を掛けること。20 × 7/2 = 70。
分数の逆算は、ひっくり返して掛けると覚えれば1手で終わります。小数に直そうとすると割り切れずに時間を失います。2/7 を約0.2857として計算するのは、この分野では明確に悪手です。
逆に、%が出てきたら分数に直すほうが速い。25% → 1/4、75% → 3/4、12.5% → 1/8。分数と%を行き来できると、四則逆算の速度が変わります。
6. 速く解くために
- よく出る%は分数で覚える:25% = 1/4、50% = 1/2、20% = 1/5、75% = 3/4
- 割り算は逆数の掛け算に直す:÷0.25 は ×4
- 右辺を先に1つの数にする:手順を固定して迷いを消す
電卓が使えるWEBテスティング形式でも、式の組み立てを間違えると電卓は助けてくれません。速さは手順の固定から来ます。
7. 検算のしかた
逆算は、出た答えを元の式に戻すだけで検算できます。□ × 3/8 = 24 で □ = 64 なら、64 × 3/8 = 24。合えば正解です。
制限時間が短い分野なので全問は無理ですが、割り算が入った問題だけは戻して確かめると、取りこぼしがかなり減ります。逆の操作を取り違える誤りは、割り算で起きやすいからです。
□ の 25% = 75
75 ÷ 0.25 = 300。戻すと 300 × 0.25 = 75。合っています。25%は1/4なので、4倍すると考えれば暗算で済みます。
8. 出題のされ方
四則逆算は、WEBテスティングでは玉手箱形式としてまとまった数が出ます。1問20〜30秒、9分間で50問といった形式もあり、1問あたりの速さがそのまま得点になる分野です。
そのため対策の中身は他分野と違います。
- 解法を覚えるのではなく、手が勝手に動く状態まで反復する
- %と分数の変換を、考えずに出せるようにする
- 1問で詰まったら即座に飛ばす(1問に60秒かけると2問ぶん失う)
当サイトでは四則逆算だけを連続で練習できます。数字は毎回変わるので、答えを覚えずに反復できるのがこの分野との相性の良いところです。
9. つまずきやすい点
逆の操作を取り違える
□ ÷ 10 = 22 を10で割って2.2としてしまう誤りです。□にかかっているのが「÷10」なら、外すのは「×10」です。
右辺の計算を忘れる
□ × 3 = 22 × 6 の右辺をそのまま22と読んでしまう形。右辺が式のままだと、左辺を外したときに数字が合いません。
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